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産後の腰痛はいつまで続く?抱っこ・授乳で腰に負担が集中する理由と、回復の順番を理学療法士視点で解説

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「出産してから、ずっと腰が重い」その痛み、我慢し続けていませんか

「出産してから、ずっと腰が重い」「抱っこするたびに腰の一点がズキッとする」。産後にこういう腰の痛みを抱えたまま、育児に追われて自分の身体を後回しにしている方は本当に多いです。

しかも産後の腰痛は、なかなか厄介です。赤ちゃんのお世話は待ってくれないので休む時間がないし、そのうち良くなるだろうと思っているうちに数ヶ月経ってしまう。周りに相談しても「産後はみんなそうだよ」で終わってしまって、どう対処すればいいのか分からないまま我慢を続ける。そんな声を現場でもよく聞きます。

先に結論からお伝えします。産後の腰痛の多くは、抱っこや授乳の姿勢によって、腰の一点に負担が集中し続けていることが主な原因です。筋力が足りないから痛いというより、腰ばかりが働かされて、本来一緒に支えてくれるはずの他の部分が休んでしまっている状態、と考えると分かりやすいです。原因の順番を追って整えていけば、産後の腰痛は改善を目指せます。

この記事では、産後に腰へ負担が集中する仕組みを整理したうえで、まず知っておきたい受診の目安、さらに回復に向けて整えていく順番を、理学療法士視点で解説していきます。

📋 この記事でわかること

  • 産後の腰痛は「筋力不足」より「腰の一点に負担が集中し続けている」ことが主因になりやすい
  • 抱っこの前傾・片側荷重、授乳の丸まり姿勢、ホルモンによる関節の緩みが重なる
  • しびれ・発熱・安静時の強い痛みがあるときは、まず医療機関へ
  • 回復には「負担を減らす → 土台を戻す → 動作を学び直す」という順番がある

「産後は仕方ない」で片づけないほうがいい理由


産後の腰痛は、決してめずらしいことではありません。妊娠と出産という大きな出来事を経た身体が、その回復の途中で起こす自然な反応でもあります。そのため「みんな経験するもの」と受け止められがちなのですが、そこで思考を止めてしまうと、対処のきっかけを逃してしまいます。

というのも、産後の腰痛には時間が解決してくれるタイプと、負担のかかり方が変わらないと続いてしまうタイプがあるからです。前者は身体の回復に伴って自然と楽になっていきますが、後者は毎日の抱っこや授乳で同じ負担がかかり続けるため、放っておいても状況が変わりにくい。むしろ育児の期間が長くなるほど、痛みと付き合う時間も延びてしまいます。

「仕方ない」で片づけるのではなく、なぜ自分は腰が痛いのかを一度立ち止まって考えてみる。それだけで、対処の方向性がずいぶん見えやすくなります。


なぜ産後は腰の一点に負担が集中するのか


産後の腰痛を理解するうえで大事なのは、原因を一つに決めつけないことです。産後の腰には、いくつかの負担が同時に重なっています。ここを分けて見ていきましょう。

抱っこの前傾姿勢と、片側だけの荷重

抱っこをするとき、多くの方が無意識に上体を少し後ろに反らして、赤ちゃんをお腹の前に乗せるような姿勢になります。この姿勢、実は腰にとってかなりの負担なんです。反った状態で重さを受け止めると、腰の一点に力が集まりやすくなります。

さらにやっかいなのが、片側だけで抱える癖です。利き手側の腕で抱いたり、いつも同じ側の腰に赤ちゃんを乗せたりしていると、身体の左右のバランスが崩れて、片側の腰や骨盤まわりに負担が偏ります。先日も、産後半年で来られた30代の女性が「気づいたらいつも右で抱っこしていて、痛いのも右の腰だけなんです」とおっしゃっていました。これは典型的な片側荷重のサインです。

授乳の丸まり姿勢

授乳中は、赤ちゃんの顔をのぞき込むように背中を丸めて、長い時間じっとしていることが多いですよね。1回の授乳が20分だとしても、1日に何度も繰り返せば、背中を丸めた姿勢で過ごす時間はかなりのものになります。

背中が丸まると、その分だけ腰は反りやすくなったり、逆に丸まったまま固まったりします。同じ姿勢を長く続けること自体が、腰まわりの筋肉を緊張させ、血流を滞らせて、重だるさや痛みにつながっていきます。

ホルモンによる関節の緩み

妊娠中から出産にかけて、身体は出産に備えて骨盤まわりの関節や靭帯をゆるめるホルモンを分泌します。これは赤ちゃんが産道を通るために必要な、とても大切な変化です。

ただ、このゆるみは出産が終わったからといってすぐに元通りになるわけではありません。産後しばらくは関節が不安定になりやすく、その状態で抱っこや中腰の動作を繰り返すと、支えが弱いところに負担が集中しやすくなります。骨盤まわりがぐらつく土台の上で毎日重いものを持ち上げているようなもの、とイメージすると分かりやすいかもしれません。

腰だけが働かされている状態

これらが重なると、本来なら背中やお尻、お腹まわりと分担して支えるはずの負担を、腰だけが一手に引き受けることになります。腰は毎日フル稼働、他の部分は休んだまま。この偏りこそが、産後の腰痛が長引く一番の背景です。

つまり産後の腰痛は「腰が弱いから」ではなく、腰ばかりに仕事が集まっていることが問題。ここが分かると、対処の方向性が見えてきます。土台がぐらついて特定の部分に負担が寄るという構図は腰だけの話ではありません。関節の可動域と負担の関係については足首が硬いとしゃがめない・脚が太く見えるでも触れているので、あわせて読むと理解が深まると思います。


まず知っておきたい、受診を考える目安


整える話に入る前に、大切なことをお伝えします。産後の腰痛のなかには、セルフケアで様子を見てよいものと、まず医療機関で診てもらったほうがよいものがあります。次のようなサインがあるときは、運動やケアを始める前に、産婦人科・整形外科などの受診を検討してください。

こんなサインがあるときは、まず医療機関へ

  • お尻から脚にかけて、しびれや痛みが広がる
  • 発熱を伴う腰の痛みがある
  • 安静にしていても強く痛む、夜間にうずいて眠れない
  • 足に力が入りにくい、感覚が鈍い
  • 排尿・排便のコントロールがしづらい感覚がある
  • 転倒や強い衝撃のあとに痛みが出た

こうした症状は、単なる筋肉の負担では説明できない原因が隠れている可能性があります。「痛いだけ」と自己判断せず、専門家に診てもらうことが、遠回りに見えて一番の近道です。ここは誠実にお伝えしておきたいところです。

上のようなサインがなく、動いたり姿勢を変えたりすると痛みが変わる、抱っこや授乳のあとに重だるくなる、という場合は、負担のかかり方を見直していくアプローチが役立ちます。ここから先の話が当てはまりやすいです。


産後の腰痛を整える回復の順番


産後の腰痛を整えるとき、いきなり腹筋運動や筋トレから始める方が多いのですが、これはあまりおすすめしません。順番が逆なんです。負担が集中している状態のまま鍛えても、腰の緊張を強めてしまうことがあります。回復には順番があります。

負担を減らす ⇨ 土台を戻す ⇨ 動作を学び直す

ステップ1:痛みを増やす姿勢を減らす

最初にやるべきは、鍛えることではなく「これ以上負担を増やさないこと」です。今の生活で腰に負担を集中させている姿勢を、少しずつ減らしていきます。

  • 抱っこのとき、反って受け止めるのではなく、お腹に軽く力を入れて骨盤の上に赤ちゃんを乗せる意識を持つ
  • 左右どちらか一方に偏らないよう、抱く側をこまめに入れ替える
  • 授乳は背中を丸めて赤ちゃんに近づくのではなく、クッションなどで赤ちゃんを胸の高さまで上げて、背筋を伸ばせる環境をつくる
  • 床のものを取るときは腰から曲げず、しゃがんで膝を使う

地味に思えるかもしれませんが、1日に何十回と繰り返す動作を変えることの効果は大きいです。まずは負担の総量を減らすところから。

ステップ2:呼吸と体幹の土台を戻す

負担が減ってきたら、次は休んでしまっている土台を呼び覚まします。ここで鍵になるのが呼吸です。

産後は、お腹まわりの深い筋肉と骨盤底筋、さらに呼吸をつかさどる横隔膜の連携がうまく取れなくなっていることがよくあります。この連携が戻らないまま表面の筋肉だけ鍛えても、腰を支える土台は安定しません。

具体的には、あお向けで膝を立てて、息を吸ってお腹や背中がふくらむのを感じ、ゆっくり吐きながらお腹が薄くなる感覚をつかむ。この呼吸を丁寧に繰り返すことから始めます。派手さはありませんが、腰を支える内側のコルセットを起こし直す大事な工程です。

ステップ3:日常動作を学び直す

土台が戻ってきたら、最後は実際の育児動作のなかで、腰以外の部分も使えるように学び直していきます。抱き上げる、立ち上がる、階段を上る。こうした動作でお尻や裏もも、背中を一緒に働かせられるようになると、腰への一極集中がほどけていきます。

大事なのは、この順番を飛ばさないことです。土台が戻らないうちに動作の練習をしても定着しにくいですし、負担を減らさないまま鍛えても痛みがぶり返しやすい。頑張っているのに変わらないと感じるときは、鍛える量よりも、狙った部分が使えているかを見直したいところ。使えていない筋肉を起こす順序については運動しても痩せないのは筋肉が使えていないからでも詳しく整理しているので、考え方の参考になると思います。


セルフチェック:あなたの腰の負担はどのタイプ?


自分の腰の負担がどこから来ているのか、簡単なセルフチェックをしてみましょう。当てはまる項目が多いほど、姿勢の偏りが腰痛に影響している可能性が高いです。

  1. 気づくといつも同じ側で抱っこしている
  2. 授乳中は背中が丸まって前かがみになっている
  3. 立っているとき、お腹を前に突き出すような反り腰になりやすい
  4. 床からものを取るとき、膝ではなく腰から曲げる癖がある
  5. 抱っこや授乳のあとに、腰の重だるさが強くなる

3つ以上当てはまる方は、筋力そのものより「負担のかかり方」に課題があるタイプです。この場合、闇雲に鍛えるより、まず姿勢と動作の見直しから入るほうが変化を感じやすいです。


やりがちだけど逆効果になりやすいこと

産後の腰痛を早く楽にしたい一心で、かえって遠回りになってしまうケースもあります。よくあるものを挙げておきます。

痛いのに我慢して腹筋運動を続ける:負担が集中したまま表面の筋肉を鍛えると、腰の緊張を強めることがあります
強く反らすストレッチを繰り返す:反り腰タイプの方が腰を反らすと、痛みの出る動きを増やしてしまう場合があります
コルセットに頼りきる:一時的に支えるのは有効ですが、頼り続けると自分で支える力が働きにくくなります
痛みが引いた瞬間に一気に動く:土台が戻らないうちに元の生活量に戻すと、ぶり返しやすくなります

要は「痛みの原因を変えないまま、上から何かを足す」対処は続きにくい、ということです。原因の順番から整えるのが、結局は近道になります。


TOKIELが産後の腰痛にどう向き合っているか


ここまでは中立的に、産後の腰痛の考え方をお伝えしてきました。ここからは、私たちTOKIELが現場でどう向き合っているかを具体的にお話しさせてください。

産後の腰痛が難しいのは、一人ひとり負担のかかり方が違うことです。反り腰で痛む人、片側荷重で偏っている人、土台がゆるんで不安定な人。同じ「腰が痛い」でも、整える順番はまるで変わります。そのためTOKIELでは、いきなりトレーニングを始めるのではなく、まず身体を評価するところから始めます

TOKIELには理学療法士が在籍しており、トレーナーは理学療法士監修の研修を卒えたうえで指導にあたっています。医学的な視点で身体の状態を見て、どこに負担が集中しているのか、どの部分が休んでしまっているのかを評価したうえで、その方に必要な順番を組み立てる。これがTOKIELの指導の土台です。採用倍率50倍以上の選考を通過し、200時間の独自カリキュラムを修了したトレーナーならではの、根拠に基づいた安全な指導だと自負しています。

産後の方にとって、環境面のハードルが低いことも大事なポイントだと思います。TOKIELは完全会員制・完全予約制のため、落ち着いた環境で自分の身体と向き合いやすいのが特徴です。子連れでの来店にも対応しているので、赤ちゃんを預ける先がなくても安心して通っていただけます。実際に、預け先がなく運動をあきらめていた産後の方が、お子さんと一緒に通いながら、少しずつ腰の痛みを気にせず動けるようになっていく姿を、私たちも現場で見てきました。

持ち物の心配もいりません。ウェア・タオル・プロテインは店舗に用意していますので、手ぶらで通えます。体験は費用の負担なく受けていただけます。

食事の面でも、産後は無理な制限がかえって身体の回復や育児の負担になります。TOKIELの食事サポート「MEAL SALON」は、減らすことより整えることを大切にしています。この考え方は食事制限なしで痩せられる?TOKIELの食事サポートMEAL SALONでも詳しく紹介しています。

「前に通ったジムでは腰が痛いのに同じメニューをやらされて続かなかった」という方が、TOKIELで評価から始めて1〜2ヶ月で身体の変化を実感される、というケースは少なくありません。大事なのは、あなたの腰がなぜ痛いのかを一緒に見極めて、その順番で整えていくこと。そこにいちばん力を注いでいます。


まとめ:産後の腰痛は、順番を追えば整えられる

最後に要点を振り返ります。

  • 産後の腰痛は「筋力不足」より「腰の一点に負担が集中し続けている」ことが主な原因になりやすい
  • 抱っこの前傾・片側荷重、授乳の丸まり姿勢、ホルモンによる関節の緩みが重なる
  • しびれ・発熱・安静時の強い痛みがあるときは、まず医療機関へ
  • 整えるには「負担を減らす → 呼吸と体幹の土台を戻す → 動作を学び直す」という順番がある
  • 頑張って鍛える前に、狙った部分が使えているかを見直すことが近道

「産後は仕方ない」と我慢を続ける必要はありません。原因を見極めて順番を追えば、抱っこや授乳のたびに痛む毎日は変えていけます。まずは今日から、抱っこの姿勢を少し見直すところから始めてみてください。

一人で順番を組み立てるのが難しいと感じたら、専門家と一緒に自分の身体を評価してみるのも一つの方法です。

TOKIELでは体験を費用の負担なく受けていただけます。気になる方は体験予約はこちらから、お近くの店舗一覧料金プランもあわせてご覧ください。


よくある質問(FAQ)

Q. 産後の腰痛はいつまで続きますか?

個人差が大きく、一概には言えません。ホルモンによる関節の緩みは産後数ヶ月かけて落ち着いていくことが多いですが、抱っこや授乳の負担が変わらなければ、痛みが長引くこともあります。時間だけに任せるより、負担のかかり方を見直すことで回復を後押しできます。

Q. 整体やマッサージとトレーニングは何が違いますか?

整体やマッサージは、緊張した筋肉をゆるめて一時的に楽にすることが得意です。一方でトレーニングは、負担が集中している原因そのもの、つまり使えていない部分を働けるようにして、痛みが出にくい身体に整えていくアプローチです。楽になった状態を保ちたいなら、原因側にも働きかけることが役立ちます。

Q. 腰が痛くてもトレーニングして大丈夫ですか?

しびれや発熱、安静時の強い痛みがない場合は、負担を減らす動きから少しずつ始めることが役立ちます。ただし痛みを我慢して鍛えるのは逆効果になりやすいので、まず身体の状態を評価してもらい、自分に合った順番で進めるのが安全です。気になるサインがあるときは医療機関を優先してください。

Q. 子どもを預けられないのですが通えますか?

TOKIELは子連れでの来店にも対応しており、完全会員制・完全予約制のため、落ち着いた環境で自分のペースで取り組めます。預け先がなく運動をあきらめていた産後の方も、お子さんと一緒に通われています。


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「何をすればいいかわからない」方こそ、お気軽にご相談ください。

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TOKIEL=「時を得る」☆意味:好機に巡り会い美しく輝く事を「時を得る」といいます。「時」は非常に大切なものです。それを「得る」という事は大きな価値があります。好機に巡り会ったお客様の大切な「時」を有意義にご活用させていただきボディメイクというものをもっと身近なものにし、身体が変わっていく「時」を一緒に楽しみ、更に美しくなる為のお手伝いをさせていただきます。

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