GI値とは?血糖値スパイクを防ぐ低GI食品とタンパク質の取り方

低GI
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ダイエットをしようとすると、よく耳にする「GI値」。けれど、意味や使い方は意外と知られていません。GI値を知ると、食後の強い眠気やだるさ、脂肪がつきやすい食べ方を避けやすくなります。この記事では、初心者にもわかるようにGI値の基本から、血糖値スパイクの仕組み、タンパク質との関係、今日からできる低GIの選び方までやさしく解説します。

注意点(医療的助言ではありません)

GIはあくまで「食後血糖の上がりやすさ」の目安です。糖尿病治療中、妊娠中、腎疾患などがある方は、主治医や管理栄養士の指導を優先してください。体調や運動量によって適した量は変わります。合わないと感じたら無理せず調整しましょう。

タップできる目次

GI値とは?基本の考え方

GI値は、食後に血糖値がどれだけ上がりやすいかを0〜100で示す指標です。数値が高いほど、食後の血糖が急上昇しやすくなります。主役は糖質ですが、同じ糖質でも食品の種類や加工、調理でGIは変わります。まずはこの基礎をつかんで、日々の食べ方に活かしましょう。

GI値の見方と目安

GI値は、炭水化物を含む食品が食後に血糖をどれだけ上げるかを、基準食品(ブドウ糖=100)に対する相対値として0〜100の尺度で示す指標です。値が高いほど食後血糖の上昇が大きく速くなります。
なおGIは同じ「糖質」でも、粒度・加工・調理・熟度、他栄養素の同時摂取などで変動します。まずはこの基礎を押さえると、日々の食べ方の選択に活かせるようになります。

GI値を左右する要素

精製度、食物繊維の量、脂質・タンパク質の同時摂取、粒の大きさ、加熱時間、熟れ具合などでGIは変動します。たとえば白米より玄米、よく煮たパスタよりアルデンテ、熟したバナナより少し青いバナナのほうがGIは低めになりやすい傾向があります。

食品GIの傾向
白米高〜中
玄米・雑穀米低〜中
食パン
全粒粉パン
うどん
そば(十割)中〜低
じゃがいも
さつまいも
りんご・ベリー類
バナナ(熟)中〜高
牛乳・ヨーグルト
ナッツ類

血糖値スパイクが起こる理由

血糖値スパイクとは、食後1〜2時間に血糖値が急上昇し、その後急降下する現象です。強い眠気、だるさ、甘い物への欲求を招き、長期的には太りやすさや健康リスクに影響します。原因を知ると、食べ方を少し変えるだけで予防しやすくなります。

急上昇のメカニズム

高GIの食品を空腹時に単独で多く食べると、ブドウ糖が一気に血中へ入ります。体はインスリンを大量に分泌し、今度は血糖が急低下します。この上下動がスパイクです。スピードの速い炭水化物、液体の糖、早食いは特に上がりやすくなります。

血糖値スパイクが起きやすい日常のシーン

  • 朝食抜き→昼に丼物をかき込む
  • 菓子パン+甘い飲料の組み合わせ
  • トレーニング直後に砂糖たっぷりの飲料だけ

これらはどれも、糖が単独で入りやすい食べ方です。少しの工夫で大きく変えられます。

タンパク質とGIの関係

タンパク質は直接のGI値を持ちませんが、食事全体の血糖応答を穏やかにする助けになります。消化吸収の速度をゆるめ、満腹感を高めるからです。さらに筋肉量の維持にも役立ち、糖の行き先を増やす効果が期待できます。

どれくらい摂れば良い?

目安は体重×1.0g/日を出発点にしましょう。たとえば体重60kgなら60g前後です。1食あたり20gを目標に、朝昼夕で分けて摂ると安定します。卵、鶏むね、魚、豆製品、ギリシャヨーグルトなど、脂質が控えめな食材を中心にしましょう。

組み合わせのコツ

  • 主食は低GIに寄せる(玄米、雑穀、十割そば)
  • タンパク質を同時に食べる(卵、魚、肉、豆)
  • 食物繊維を先に入れる(野菜・海藻・きのこ)

この「繊維→タンパク質→主食」の順番は、血糖値スパイクを穏やかにする定番の流れです。

低GI食品の選び方と買い物リスト

低GIは「我慢の食事」ではありません。選び方の軸を知れば、満足感を保ちながら血糖を安定しやすくできます。主食・主菜・副菜・間食の4パートで考えると迷いにくくなります。

主食の置き換え

  • 白米→玄米・雑穀米・オートミール
  • 食パン→全粒粉パン・ライ麦パン
  • うどん→十割そば・全粒粉パスタ(アルデンテ)

主菜と副菜

  • 主菜:鶏むね、赤身魚、納豆・豆腐、卵
  • 副菜:葉物野菜、海藻、きのこ、発酵食品

間食の工夫

  • ナッツ一握り+無糖ヨーグルト
  • 高カカオチョコ(カカオ70%以上)を少量
  • チーズやサラダチキンを少し
パートポイント
主食玄米150g噛む回数が増え満腹感UP
主菜サバの塩焼き良質なタンパク質と脂質
副菜海藻サラダ+きのこソテー食物繊維で吸収をゆるめる
汁物豆腐とわかめの味噌汁温かい汁で満足感

代表的な低GI食品一覧リスト

一般にGI55以下が「低GI」の目安です。以下は毎日使いやすい代表例です。調理法や熟れ具合で変わるため、目安として活用してください。

カテゴリ代表的な低GI食品ワンポイント
主食玄米/雑穀米/オートミール/十割そば/全粒粉パスタ(アルデンテ)/ライ麦・全粒粉パン食物繊維が多く、噛む回数が増えて満腹感UP
豆・豆製品大豆/ひよこ豆/レンズ豆/黒豆/豆腐/納豆タンパク質と食物繊維が同時に摂れ、血糖応答が穏やか
乳製品無糖ヨーグルト(ギリシャ含む)/牛乳/チーズタンパク質・脂質が吸収をゆるめ、間食にも便利
たんぱく質源卵/鶏むね・ささみ/赤身魚(サーモン・サバ)/赤身肉(脂身控えめ)主食と一緒に摂ると血糖の上昇を緩やかに
野菜・海藻・きのこ葉物野菜(レタス・ほうれん草)/ブロッコリー/トマト/きのこ全般/わかめ・昆布最初に食べる「ベジファースト」でスパイク対策
果物ベリー類(いちご・ブルーベリー)/りんご/グレープフルーツ/キウイ/みかん丸ごと食べれば食物繊維が効く。ジュースは上がりやすい
ナッツ・間食アーモンド/くるみ/ピスタチオ/高カカオチョコ(70%以上)少量で満足感。塩・砂糖不使用を選ぶ
飲料水/炭酸水/無糖茶(緑茶・麦茶・烏龍茶)/ブラックコーヒー砂糖入り飲料は血糖が上がりやすいので控えめに

低GIでも「量」が多いと血糖は上がります。食物繊維→タンパク質→主食の順番と、ゆっくりよく噛むことをセットで意識しましょう。

シーン別・血糖値スパイクを抑える食べ方

忙しい日でも、順番と組み合わせを少し整えるだけで結果は変わります。ここでは朝・昼・外食・コンビニの4つの場面で、手軽に実践できるコツを紹介します。完璧を目指さず、70点を積み重ねるイメージが続けやすさの秘訣です。

朝食

最初にヨーグルトやプロテインでタンパク質を入れます。主食はオートミールや全粒パンを少量。フルーツはベリー類を選ぶと安心です。時間がない日でも、ゆで卵+バナナ半分+無糖ヨーグルトなら3分で整います。

昼食

丼物だけは避け、サラダやスープを先に。そば屋なら十割そばに温泉卵を追加。カレーならサラダとヨーグルトを一緒に。噛む回数を増やすだけでも上昇はゆるやかになります。

外食

主食を少なめにし、タンパク質を増やします。焼き魚定食やステーキ+サラダの組み合わせが無難です。パスタは少量+サラダ+チキンやチーズで補いましょう。ドリンクは無糖を選びます。

コンビニ

サラダチキン、無糖ヨーグルト、ナッツ、玄米おにぎりが定番。甘い飲料は避け、炭酸水やお茶に。スイーツが欲しい日は、高カカオチョコを2〜3かけにとどめます。

よくある質問(FAQ)

GIと似た指標にGL(グリセミックロード)があります。GLは「GI×食べる量」で、実際の影響に近いとされます。低GIでも量が多いと血糖は上がります。逆に中GIでも少量なら問題になりにくいこともあります。大切なのは、全体のバランスと継続です。

果物は避けるべき?

避ける必要はありません。ベリーやりんご、柑橘は低〜中GIです。ヨーグルトやナッツと組み合わせるとさらに安定します。ジュースは液体で吸収が速いので控えめにしましょう。

白米はもう食べられない?

量と工夫次第でOKです。冷やご飯でレジスタントスターチを増やす、雑穀を混ぜる、まず野菜とタンパク質から食べる、といった工夫で血糖の上昇をゆるめられます。

今日からの実践チェックリスト

難しいテクニックは不要です。次の5つを守るだけで、体感が変わりやすくなります。通勤や外食のある日でも回せる内容にしました。

  • 一口目は野菜・海藻・きのこ(ベジファースト)
  • 毎食20gのタンパク質(卵2個、鶏むね100g、納豆+豆腐 など)
  • 主食は玄米・十割そば・全粒粉を優先、量はこぶし1個分
  • 甘い飲料は「ゼロ」、間食はナッツか無糖ヨーグルト
  • よく噛む(目安20〜30回)、早食いしない

1週間の低GIミニプラン(例)

完璧でなくてOK。70点を積み上げる設計です。好きな主菜に入れ替えて使ってください。

シーン
ギリシャヨーグルト+ベリー+ナッツ十割そば+温玉+海藻サラダ玄米+サバ塩+きのこ炒め
全粒パン+卵2個+トマトチキンサラダ+スープ+全粒パン小オートミール粥+豆腐味噌汁+焼き鮭
プロテイン+バナナ半分牛ステーキ150g+サラダ+ライス少玄米+麻婆豆腐(豆多め)+青菜炒め
納豆+卵かけ玄米小海鮮丼(ご飯少)+味噌汁全粒パスタ少+チキンソテー+サラダ
チーズ+無糖ヨーグルト+柑橘野菜たっぷりカレー(ご飯少)+ラッシー無糖十割そば+天ぷら少量+冷奴
オムレツ+サラダ+全粒パン小玄米おにぎり+サラダチキン+味噌汁刺身+玄米少+海藻サラダ
オートミール+牛乳+リンゴ外食は主食半量+タンパク質追加湯豆腐+焼き魚+玄米小

まとめ

GI値は「上手に上げない」ための目安です。低GI食品を土台に、食物繊維→タンパク質→主食の順番を意識しましょう。完全を目指す必要はありません。続けやすい工夫を積み重ねれば、血糖値スパイクは着実に抑えられます。今日の一食から、無理なく始めてみましょう。

TOKIEL(トキエル)
「運動習慣をつけ、美しく健康な身体に導く」を コンセプトに誕生
「浅草駅」から徒歩2分の完全会員制、完全予約制の パーソナルトレーニングジムです。
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